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雨の粒ポツリポツリと落ちる午後
緑深めてアジサイロード
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曇り空の下、ポツリポツリと雨粒が落ちてきた。
公園の緑は、深い色になる。
ここはアジサイロード、花が出番を待つ。
深い緑に囲まれて、白いアジサイが咲き始めていた。
咲き始めもきれいだ。
赤い紫陽花も少し咲いていた。
かわいい毬のよう。
ピンクとホワイトのアジサイ、雨の濡れてなお美しい姿を見せてくれる。
白いアジサイは、一番好きかも。
雨と仲良しのアジサイ、やはり雨の日に見たいですね。
雨の雫、コンデジでは、こんな感じにしか撮れない
来月、アジサイ祭りが開催されるとか。
機会があれば来てみたい。
庭の花競わず咲いて微笑んで
人のこころを夏色にする
我が家の庭の小さな花壇、次々と花開き庭を明るくしてくれる。
今はいないマグねえさんが、いつも居た場所。
高い空に上から、きれいに咲いた花を見ていると思う。
時々お散歩しに帰ってきてるでしょうか。
はつ夏のひかり集めて透過する
強くなれるよやさしくなれる
日のひかり少しやさしく梅雨の前
すこし寂しく追憶の花
ムラサキ色が好きだったあの人、和服の似合う人だった。
今はもう会うことが出来ないけれど、紫色の花を見る度思い出す。
アジサイの蕾開いて庭静か
曇り空見る雨を待つ花
梅雨の時期は、ジメジメして嫌だけど、紫陽花の花はイキイキ美しくなる。
この花ほど雨粒が、雨の雫が似会う花はない。
雨の日々を楽しくしてくれる花。
満開が待たれる。
ゆらゆらと白いカーテン眠る母
やさしい風と五月のひかり
母の居る病室の白いカーテンが五月のさわやかな風にゆらゆら。
窓際のベッドの上で、母はまどろんでいる。
かすかな寝息、何を夢見ているのだろう?
幸せな夢だといいな。
又少し小さくなりて夏の母
思い出遠くキラキラの日々
元気が取り柄みたいな母だった。
いつも体を動かしていた姿が目に浮かぶ。
子供のころのあの夏、一緒に海に行った記憶。
まぶしい光の中のキラキラの思い出。
夢の中では思い出しているのでしょうか。
失はれし躰の感覚取りもどさん
そっと聞きたし祖母のはなしを
(孫の詠んだ一首)
この一首は、数年前に息子の詠んだ歌、ひとり息子はおばあちゃん子だった。
オトナになった彼、今も、あの頃の祖母への思い・・・。
あのころの気持ちを取り戻したかったのだろう。
この夏も元気に乗り切ってほしいと願う。
檻の中フクロウたちは目を瞑る
遠い記憶の緑の森へ
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姫路市立動物園にて
以前、姫路城見学に行った時、同じ敷地内に動物園があった。
この日は、入場無料で開放されていた。
時間がなかったけれど、動物好きのわたし、急ぎ足で回ってみた。
シロフクロウさん、じっと動かないで何を想う?
目を瞑って瞑想?
人間世界の喧騒関係ない。
フラミンゴさんたち、何を話しているのだろう。
ロシア生まれのホッキョクグマ「ホクト」と旧ユーゴスラビア生まれの「ユキ」の二頭が居るようだけど、これはどっちかな?
ヒトコブラクダの「ロール」人懐っこいロール君。
人が好きみたい。
ヤギの親子、仲良しこよし、お昼寝中かな。
この物体は?
カバでした!
象の姫子、お出ましだ。
子供たちに人気だ。
まだまだ見たかったけど、帰る時間だ。
機会があれば又来てみたい。
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ある日のトラ&ルナ
緑陰を抜ければそこは薔薇の園
愛よいっぱいあなたに届け
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万緑の公園を散歩した。
緑がいっぱいの散歩道は、心地よくてどこまでも歩けそう。
ここを抜ければ薔薇の園。
いい香りが漂ってきました。
ご一緒に薔薇の園へと
薔薇の花言葉・愛・とか。
愛をいっぱいもらった
百本の薔薇の花束、もらったらうれしいだろうな(笑
薔薇の妖精たちありがとう。
白バラは、一番好きかも
黄薔薇は、元気色、いいね
公園は海の傍にある。
曇り空を映して海面は、ゆらゆら揺れていた。
鈍色の海を見ていると、ちょっと心がざわめく。
薔薇の公園散歩、楽しんでくれましたか?
愛は届きましたか?
緑のトンネルを抜ければ、日常が待っている。
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ある日ルナ&トラ
生きるため言葉を紡ぐ歌にする
月の光のやさしさの中
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ブログ友・でんでん・とっちさんから教えてもらった一冊の歌集。
本屋で目にしたので、立ち読みその内容に衝撃を受けて、即購入。
著者プロフィール
鳥居(とりい)
2歳の時に両親が離婚。小5の時に目の前で母が自殺。
その後、養護施設での虐待、ホームレス生活・・・
義務教育もまともに受けられず、拾った新聞などで文字を覚え、短歌もほぼ独学。
「生きづらいなら、短歌をよもう」と提唱。
その鮮烈な印象を残す歌は、人のこころを揺さぶる。
今も本名を言えない境遇にあるという。
義務教育を受けられないまま大人になった人たちがいることを表現するためにセーラー服を着ている。
彼女の短歌を数首紹介です。
病室は豆腐のような静けさで割れない窓が一つだけある
助けられぼんやり見る灯台はひとりで冬の夜に立ちおり
自殺未遂の後の歌なのでしょう
先生に蹴り飛ばされて伏す床にトイレスリッパ散らばってゆく
理由なく殴られている理由なくトイレの床は硬く冷たい
虐げる人が居る家ならいっそ草原へ行こうキリンの背に乗り
いじめ虐待を受けた後の歌だろう
こころが痛くなるけれど、彼女は優しくて温かい歌も詠んでいる。
目を伏せて空へのびゆくキリンの子 月の光はかあさんのいろ
お月さますこし食べたという母と三日月の夜の坂みちのぼる
母は今 雪のひとひら地に落ちて人に踏まれるまでを見ており
今はいない母との日々が淡く優しく表現されている
夏服の白さをまとう友達がどこかで淡く手をつなぎおり
失ったふるさとなおも夢に出て夢の魚を買って帰らむ
悲惨な凄惨な過去を体験した彼女だけれど、自分の言葉、言霊に生きる力をもらっているのだと思う。
興味のある方は、本屋さんで立ち読みでもどうぞ!
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この花は何でしょう?
「言葉の力は、すごいニャア~僕にも届いたニャン」
ほんとかな?
ひと回り小さくなった母がいて
いくつになってもあなたの娘
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母の日、母に面会に行った。
病室は、初夏の陽差しもカーテン越しだとやわらかくやさしい。
寝ていたらしい母、まだ眠そうな目をしている。
わたしの顔を見ると何か言いたげな顔をする。
笑顔で話しかける私だけど・・・。
痩せたその顔を見るのはやはり切ない。
「又来るね」
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息子夫婦からガジュマルの木が届いた。
※ガジュマル
別名 多幸の木・幸せを呼ぶ木
キジムナーと呼ばれる子供の精霊が宿る木とされ、幸福をもたらすと言われる
しあわせにしてくれる木。
興味津々、いつまでも匂いを嗅いでいる。
青い風いのちきらめく葉をゆらす
木々のざわめき明日への力
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アカシアのトンネルが続く道。
この日は青嵐(あおあらし)強い風が木々を揺らしていた。
木々のざわめきが聞こえてきそう。
万緑を吹き揺るがす青い風。
木々にパワーを与えたようだ。
その木々にわたしはパワーをもらった。
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形見?
ルナ姫の首には、マグねえさんの形見?
この首輪は、マグねえさん愛用のものだった。
ルナとうさんが、調節してルナ姫の首にぴったり。
「マグねえさんと一緒に居るワン!」
似合ってるよ。
「トラにはないの?」
「トラの首輪は、先住犬MOMOの首輪だよ」
「そうなんだにゃ」
庭の花たちも、輝く季節到来だ。
白つつじ五月の風と太陽と
今日もいい日ときらめいた朝
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つつじ咲く庭を眺めていると、その明るさに初夏を感じる。
確かな季節の巡り、流れゆくときを思う。
トラ王子も何を想う?
いつもそこにマグねえさんがいたのにね。
白いつつじは、陽の光をいっぱい浴びてきらめく。
池の金魚も元気いっぱい。
恋の季節を迎え、卵を産んでくれるかも^^。
ピンクのいつつじは、かわいい。
つつじの季節は、旅心を呼び覚ます^^。
旅するには、いい季節だもの。
つつじは、どこにでも咲いている。
いろんな場所で、初夏を告げる。
きょうもいい一日となりますように!
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トラ王子がいない?
初夏の夜魔法にかかる犬と猫
夢は叶うよフクロウの森
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静かな静かな五月の夜でした。
マグねえさん、どうしていないんだろ?
いつ帰ってくるんだろう?
トラ王子は、不思議でたまらない。
「そうだ!ゆめフクロウの森に行ったんだにゃ」
ルナ姫もマグねえさんに会いに行きたいと思っていました。
ルナ姫は、マグねえさんが、お空に行ったんだと分かってはいたけど。
一緒にお庭散歩出来ないのは寂しすぎる・・・。
ゆめフクロウの森に行けばきっとマグねえさんに会える。
二人はそう信じていた。
今夜は、トラ王子の魔法で、ゆめフクロウの森へと出発だ
魔法にかかったトラ王子とルナ姫。
しばらくしてho-ho-優しい声が聞こえてきた。
そっと目を開けると、そこはゆめフクロウの森。
妖精さんが、やさしい声で
「トラちゃん、ルナちゃん、ゆめフクロウの森へようこそ」
「ボクたち、マグねえさんに会いたいんだ」
「マグねえさんは、いつだってお空から見守ってるの」
「ほら、目を閉じて・・・感じるでしょ」
「うん、マグねえさんの声がするワン!ニャン!」
「会いたくなったらいつでもここにいらっしゃい」
「でもいいワンニャンでないとここには来られないよ」
トラ王子とルナ姫は、幸せな気分に包まれた。
ゆめフクロウの森は、お花がいっぱい、いい香りがする森。
フクロウさんたちとマグねえさんと楽しい時間を過ごしたのです。
やがて朝、ゆめから覚めたお二人さん。
幸せなひと時を過ごしたルナ姫とトラ王子。
「仲良くしようね、いいワンニャンになろうね」
と言ったかどうか
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