~金木犀の香る庭~
秋風が木々を揺らせば木犀の香り流れて想い深める
庭の金木犀と銀木犀の木がゆれて、香りをふりまく庭。
祖父の代からここにある木。
何十年経っても、変わらない香り。
人も景色も移ろうけれど・・・。
秋の深まりを感じる朝。
肌寒い庭に漂う木犀の香りの中、ワンニャンたちは、元気に遊ぶ。
(最近走ってないからちょっと太っちょになったルナ姫)
「ちょっと食べ過ぎだワン!」
「食欲の秋だワン!仕方ないワン!」
そんな会話が聞こえてきそうね
マグねえさんには、弱いルナ姫小さくなり過ぎ
。
銀木犀は、白い清楚な花をつける。
香りは、かすかに感じられるくらい。
まだ、あちらこちらに蝉の抜け殻がしがみついたまま・・・。
なんだか切ないなあ~
トラ王子は、やはり遠くを眺めている。
またまた冒険心が湧いてきたのかも。
「雲に乗りたいニャン!」
「そうねえ、かあさんも乗りたい~でも、ダメ!」
今日は、金木犀の香りを纏って母に会いに行きましょうか。
病院の裏道にも金木犀があるのか、いい香りが漂っていた。
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