~風景は記憶の順にできていく~
目を閉じて記憶辿れば甦る風景の中へこころ旅する
「風景は記憶の順にできていく」
椎名誠 著 集英社新書
椎名誠が、思い出の風景を再訪していく。
今はもうない風景に人に想いを寄せる。
変わることなくそこにある風景に心震える。
確実に流れる時の中で変貌してゆく風景がある。
そこにはもう存在しない人の姿。
写真家でもある彼の撮った懐かしい風景。
モノクロームの風景がこころに残る。
現代の風景の中で、人の命の人生の短さ儚さを思ったのは私だけ?
我が家の裏には田圃が広がる。
百日紅の咲く花の向こうには、時々姿を見せる鷺が佇む。
こんな風景も、何年何十年先には、変貌を遂げるのかもしれない。
日々少しずつ失われていく記憶の中の風景がある。
久しぶりに会った友人宅に咲いていた、白い彼岸花。
これも記憶の背景として残るのだろう。
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この方たちは、思い出の中に生きたりはしない。
今を生きるだけだニャン!
そうだワン!今がワンダフル
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