～白い船が行く～

さやさやと波がささやく青い海白い船ゆく弥生三月

海は穏やか、潮の匂いが心地いい、やさしい風が春の歌。
海辺には鳩が二羽仲良く並んでいた。

淡いブルーの空と海に引き込まれる。
春の便りがわたしに届く。
ゆらゆら揺れる波がゆっくりと春を運んでくるのでしょう。

白い船が滑るように進んで行く。
どこから来てどこへ行くのだろう。
夢の中のワンシーン。

いつか行った旅先の風景が浮かぶ未知との遭遇は心の栄養。
春は旅立ちの時そして始まりの時でもある。

何か始まる予感、白い妖精がふわふわふわり舞い降りた。
それはキラキラの春光の粒になる。

ある日の白昼夢。

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マグねえさんもどこか遠くへ行きたいわん！
まだまだ元気いっぱいの１３歳、遠くを見てる。