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果てしない大海原で生き抜いた少年とトラ 希望の彼方へ
ライフ・オブ・パイ~トラと漂流した227日~
原作 ヤン・マーテル「パイの物語」
監督 アン・リー
出演 スラージ・ジャルマ他
動物園を経営する家族と、移住先のカナダへ向かう途中、船が沈没、荒海に投げ出された16歳の少年、小さな救命ボートと生き残った数頭の動物たち。
ボートには少しの非常食と水。
舟底には、なんと一頭のベンガルトラが潜んでいた。
弱肉強食の世界、次々と死んでゆくシマウマ・オランウータン・ハイエナ・・・
トラの最後の晩餐は少年か?
大自然が牙をむく瞬間、信じられない展開、227日間の冒険。
生き抜くための少年の知恵と勇気、そして希望。
3Dの大画面にくぎ付け、大自然は怖ろしい、けれど神秘的で美しくもある。
トラの存在と恐怖は少年を強くしたのかもしれない。
だとすればトラは救世主だったのか・・・と思う。
映画で奇跡のような(ありえない)体験をする、幻想的な映画だ。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
我が家の守護神?トラ猫トラ王子
君は、泳げるの?
サバイバル出来るかなあ~
寒いねと言葉交わして犬と猫何して遊ぼ今日は大寒
寒い寒い日が続く。
連日恐いニュースが報道される。
心も体も寒くなる。
花束をかかえるように猫を抱くいくさではないものの喩えに
筒井宏之
我が家のワンニャンたちは、いつも変わらない。
その日、その時を生きている。
何かを探しながら・・・。
好奇心いっぱい。
何か面白いことニャイかニャア~
外の広い世界に飛び出したいワン!
この部屋に差しこむ冬陽くらくらといるはずの猫みつからない午後
小島なお
いつも微妙な距離感を保っている犬と猫。
でも、時に大接近する。
元気が余ってしょうがない時?
どちらかが遊ぼう攻撃をするのだ。
しばし、ワンニャンプロレスが始まる。
我が家の犬と猫との世界は、どこまでも平和なのでした。
昨日は、大寒でした。
お風邪にはお気をつけてお過ごしくださいませ。
時流れ人も景色も変わりゆく変わらないものえいえんはない
近所の一軒の古い家が解体中だ。
大きな音が響いてくる。
その家には夫婦と一匹の犬が住んでいた。
何年か前、奥様が不治の病と闘病中と聞いた。
やがて、奥様はひっそりとこの世を去った。
密葬だった。亡くなったことは後から聞かされ知った。
数年が過ぎ、犬もおじさんも年をとった。
一匹の犬といつも一緒に散歩してい姿を思い出す。
時々犬を背中に乗せて歩いていたりした姿を・・・
時流れ、一人で散歩するおじさんの姿を見かける。
どうしたのだろう?あの犬は・・・。
後から知ったのだけれど、ある日散歩中、犬が言うことを聞かないので強く叱ったそうだ。突然駆けだした犬は線路の上へ、運悪くそこに列車が!
あっけなく命を落とした犬。
それから、二度とおじさんの姿を見かけることはなかった。
おじさんも又不治の病に冒されていた。
入院したとのこと。
短い闘病の末に、亡くなったということだった。
人も家も跡形もなくなってしまう。
そしていつか、ここに住んでいた人のことを覚えている人も、いなくなってしまうだろう。
今、解体中の家の近くには、立派な家が建設中だ。
もうすぐ完成するだろう。
これからも、人も景色も変わり続ける・・・。
冬の夜に白い雪降る音もなく言霊ゆらぐ百物語
寒い冬の夜、眠れぬあなたに・・・・いえ寝つきのいいあなたにも。
怖くて、不思議な短歌にまつわるお話を紹介しましょう。
「うたう百物語」 佐藤弓生 著 メディアファクトリー
短歌を読み解くものではなくて、その歌から呼び起されるお話、言葉なのだ。
いつか聞いたことのある怖いお話、不思議体験、奇妙な出来事・・・等。
五・七・五・七・七という短い言葉に凝縮された想い、1300年もの長きにわたり紡がれてきた言葉たちには魂が宿っているのでしょうか。
いづくへか帰る日近きここちして
この世のもののなつかしきころ
与謝野晶子
短歌を紹介しながら、500文字程の百物語が始まる。
妖しくて不思議な世界へ・・・。
一話だけ紹介です。
興味のある方は、どうぞ。
「九」
__この絵は、なぜ「少女たち」という題なのでしょう。
思わず質問していた。
三点一組の、小さな腐刻画だった。ⅠとⅡは、尖塔の際立つ街並と、山頂の城塞の遠景。ところどころに、商人や農夫のような人物が見える。Ⅲは、蔦に覆われた城門のクローズアップ。いずれにも、若い娘らしい人影はない。
__詳しくは分かりませんが、画家の覚書に「彼女らは過ぎ去った」とあったそうです。少女の目に映った風景なのかもしれません。街から城へ向かうまでの。
それでは、この門の中に少女たちがいるのだろうか。
蔦の葉に無限にかぶさる蔦の葉。噛みつくように城門のおもてを這う、たく ましい蔦。光る鋲。
息が苦しくなってきた。
少女たちは、やんわりと閉ざされて、二度と出て来なかったのだろう。
知ってか知らずか、彼女たちは美しい商品だったから。平凡な美しさではなかったのだろう。声を持たない者、眼窩の虚ろな者、歩けない者、背骨の曲がった者、歌が止まらない者・・・・そんな少女たちを城主は求め、茨で縛るのではなく、蔦で覆い隠した・・・・。
__そういえば、画家の遺書には、「私は与え過ぎた」とあったそうです。
画廊のオーナーは嫣然と言った。
鉄門の槍の穂過ぎて春の画の少女ら常春藤(きづた)の門より入れり
山尾悠子
ふふ・・なんだかトラ王子もミステリアス?
一輪の紅い椿がご挨拶心に灯す小さな灯り
晴れた日の朝、庭の椿が「おはよう~」
今年は植え替えしたせいか咲くのが遅いような気がする。
朝陽に透けて紅い花びらがきれい。
蕾がいっぱい、出番を待っているようだ。
次々に咲いてこれからも楽しませてくれるでしょう。
次々と灯る小さな灯りのように・・・
電車が滑るように通り過ぎて行く。
この時間、乗客の姿は、少ない。
かなり離れてはいるけれど、窓から列車の走る姿を見るのは好きだ。
時に高知へ向かうアンパンマン列車が通過する。
旅に出たくなる・・・。
我が家の何気ない朝のひと時でした。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
マグねえさんも、天気の良い日は日光浴だ。
ふかふかの冬毛になって、きらきら
まだまだ元気なマグねえさんだ。
ふふ・・もう、おばあちゃん、なんだけどヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ
奥社へと上る参道踏みしめる聖なる山に雪の精霊
奥社へ向かう参道(階段)は人もまばら。
冷たい雨をたっぷり含んだ白い雪が落ちてくる。
周囲の景色は、モノクロ世界へと変わる。
雪の参道は厳粛な気持にさせてくれる。
雪の日の参拝、奥社までは初めての経験。
かなりきつい~~けれど、この景色には感動。
誰かが作った雪だるま、ちょっと崩れていたけれどほっこり!
「がんばって!」とエールをくれる。
参道で出会ったふかふかの毛並、雪のように白いわんちゃん。
元気にお参りしてきたんだね。
立ち止まって撮影に応じてくれた。
ワンちゃんは、先を急ぐんだワン!て感じだったけど
寒いけれど、階段上がれば汗。
やっと奥社に到着だ。
ここでもしっかり今年の平穏無事をお願いした。
ここから下を見下ろせば、水墨画のような世界が広がる。
幻想的な空間だ。
周りに「わあ~」という声が上がる。
やはり聖なる山、身が引き締まる想いがする。
奥社左側は、こんな絶壁だ。
雪になった元日、神秘的な風景に出会えた。
階段はきつかったけれど、参拝を済ませると清々しい気分で満たされた。
新しい年の初めの修行?でした。
初詣金毘羅さんは雨模様傘の花咲く参道をゆく
元日の朝、初詣は我が家恒例となったこんぴらさんへと。
車を降りると雨が落ちてきた。
階段は、雨に濡れて歩きにくい。
滑らないようにゆっくりと進む。
途中、神馬と鴨さんにご挨拶。
神馬は顔を見せてくれないこの寒さ、ストライプのお洋服着てました^^。
鴨さんもお尻向けたまま
今年も元気そうだ。
寒いので先を急ぐ。
ハアハア言いながら、御本宮到着。
今年の平穏と健康を祈願した。
途中、霙交じりの雪となった。
御本宮の屋根も白く雪化粧。
本宮から、見降ろす景色もこの日はグレーに染まる。
雪雲の中だ。
ここから奥社までは、まだまだ階段が続く。
厳しいけれど、修行?
頑張って行くぞ!
続く~~~
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。
こんな寒い日は、我が家のワンニャンたち。
炬燵の中でぬくぬく
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