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いつからか寄り添い生きる犬在りてかけがえのないいのちなりけり
(さあ~今から病院へ行こうね。大丈夫だよ。)
我が家の住人ブリタニー・スパニエルのマグちゃん、元気いっぱいの大型犬。
いつも我が家のガードマン役をしてくれる。やさしくて頼もしい存在。
そのマグちゃんが、体調を崩した。一週間ほど前のことである。
あのがつがつ食べていたマグちゃん、食欲がなくなっていつもと完全に違う様子。
びっくりして動物病院に運んだ。
先生が、お腹をエコーで見るなり「これは・・・・・、緊急手術しましょう。3日ほど入院になります。手遅れになるところだった。今日連れて来てホントによかった・・・」
そして三日後「もうかなり元気になりましたよ。いつでも連れて帰っていいですよ」連絡をいただいた。
「良かった・・・・。」
マグはまだ9歳まだまだ元気でいてもらわないと。
というわけで、病院へと迎えに行ってきた。
マグちゃん大喜びで尻尾ふりふり。
抜糸の済んでいないお腹の傷が痛々しいけれど、一安心。
何が起こるか分からない。ワンちゃんにも。
ルナも心配してたよね。・・・・・分かってない?
少し元気になったから書けた記事でした。
問いかける1Q84その謎?奇妙な世界に入り込む吾
先日読み終えた「1Q84」新潮社・村上春樹著 2冊
書店で平積みになっていたが、「1」は売り切れ状態。「2」は数冊積まれていた。
数日後、他の書店で「1」が一冊だけあるのを見つけた。思わず手に取って、「1」と「2」を買ってしまった。
しばらく、我が家の書棚に置きっぱなしになっていたが、読み出したら止まらない。
帯にこう書かれていた。
「1」には、「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かびあがらせるものは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。
「2」には、心から一歩も外に出ないものごとは、この世界にはない。心から外に出ないものごとは、そこに別の世界を作り上げていく。
なんだか良く解らない?ですね。
デモ。読み進めていくと何となく解る気がする。そんな本です。
ベストセラー作品なので、読んだ方が多いと思うので、あらすじは書かない。
現実から少しだけねじれた世界で進む物語、読者に投げかけられた謎?リトル・ピープルとは?
基本的には死刑制度に反対と言う作者の、この物語の出発点になったものとは。
それは、
地下鉄サリン事件の死刑囚・林泰男・・・・
ごく普通の、犯罪者性人格でもない人間がいろんな流れのままに重い罪を犯し、気が付いたときにはいつ命が奪われるかわからない死刑囚になっていた。---そんな月の裏側に一人残されていたような恐怖を自分のことのように想像しながら、その状況の意味を何年も考え続けた。それがこの物語の出発点になった---村上春樹
大事なのは、売れる数じゃあない。届き方だと思う。
と言う作者の言葉でくるみこんでいる真実、どんな風に心に届くでしょうか?
長い物語ではあるけれど、わたしは一気に読んでしまった。
「ヤナーチェックのシンフォニエッタ」聴いてみたい・・・と思った。
少し疲れたけれど。
ルナはひたすら
でした。
ササウチワ白い小さな花咲けば夏の空気が静かに動く
スパティフィラム・フロリバンダム(一度聞いても、二度聞いても、覚えられない名前ですね)
和名・ササウチワ(こちらはすぐ覚えられますね)
ずいぶんと前に買った観葉植物、最近白い小さな花が咲いた。地味な植物ではあるけれど、頑張って花を咲かせてくれてありがとう。
蒸し暑い夏、部屋の空気をさわやかにしてくれる。
ディスカスの泳ぐ水槽の横に置いてある。
涼しさ倍増、蒸し暑い日を少しさわやかにしてくれる。
昨日は、運動不足気味のルナのため、いつもの河原へと、水たまりを探して少し上流へと行ってみた。
ありました!水たまりが、ルナは大喜びでボールを銜えて川に入って行った。
水があまりきれいでなかったけれど、ルナは満足したよう。
いつまでも遊んでいたいルナだった。
暑いからもう帰ろう。
雨のない梅雨空は青くてきれいだった。
この地球(ほし)に生まれた命永遠に魂の青水の惑星
地球儀を時々ボーっと眺めるのが好きだ。
青い地球上の小さな国日本、その中の小さな存在、点のようなわたしがいる。
この惑星の生命世界に、共生している人間どもが、この百年間で増大し、他の生物たちを排除し続けている。
三十五億年かかって培われてきた生命世界が、少しづつ、そして確実に消えていく。
絶滅危惧種・・・・。
人間の限りない欲望のために。
人が、空の青、海の青に惹かれるのは、魂の永遠性を求めるから。
ちょっと体調を崩していたわたし、ボーっとした頭で青い地球儀を眺めながら、思ったことでした。
願わくば青水無月の夕まぐれ吾もワンコもなりたし妖精
いつもの散歩道、日が沈む頃には微妙な色に刻々と変化していく風景がある。
その一瞬一瞬を五感で感じながら歩くのがいい。
花の間から青い妖精が顔を出しそう。
我もワンコも、夕暮れ時は、妖精の仲間になって、しばしメルヘンの世界を浮遊する。妄想?
田圃には、水が張られている。
もう、田植えのシーズンなのだ。
毎年、カエルのうるさいほどの大合唱を聞かされていたのに、今年は静か。
蛙がいなくなると蛇も減る、小さな虫達も、激減してしまったよう。農薬とコンクリートのせい?人間の仕業だ。
妖精も怒っているかもしれないな。
失踪?じゃあなく疾走するルナ。
妖精にはなれないルナでした。
梅雨空に真っ直ぐに伸びるタチアオイ大志を秘めて咲き上がる花
夕方の散歩途中に見かけるタチアオイ、うすい花びらが透明でがきれい。
赤色の元気なタチアオイに混じって咲いている、この淡いピンクの花が可愛くてお気に入り、撮影させてもらった。
夕暮れ時には、特別美しく感じられる。
花言葉は、威厳・大きな志・野心
英名・ホリーホック(ホリホック)
人の背丈ほどに、空に向かって真っすぐにぐんぐん伸びる。下から上へと花が咲き上がる。
散歩途中、見る度に、花が増えている。
わたしに、大きな志・野心は、今はもうない。
けれど、真っ直ぐに前に向かって、そして少しだけ高みを目指して歩んで行けたら幸せ、そしてその途中、誰かの心をほんの少しでも幸せに出来たら、いいなと願う。
この花のように上へと。
夕暮れ時の散歩は、こんな景色に出会うのです。
赤い月が昇ってきます。
ルナも一緒にお散歩。
でも、景色見てないなあ~
この地球(ほし)の住人として吾もまた夕闇せまる街を見ており
夕暮れ迫る街を見ている、高みから下界を見下ろすのはいい気分。
先日、訪れた丸亀城から、しばらくぼおっと街を眺めていた。日暮れの景気も風情があってなかなかいいものだ。
モノクロの世界に変わる前には、家路へと急がなくてはならないが。
その昔、お城の住人たちもこうやって、下界を見下ろしながら何を想っていたのやら。
餌をついばむ鳩が数羽、人を恐れずに遊んでいた。
オジイサンが、餌を撒いて美味しそうに食べる鳩の姿をじいっと見ていた。
一人で柔和なお顔をして・・・・。
こちらでは、二羽の鳩さんが仲良くしていました。
このカップルこうやってずっと一緒にいるのです。
恋人同士なのでしょう。人間と同じね。
しばらく見ていると、なんとライバルが出現、二羽の鳩の間に分け入った奴がいた。
平和を乱され、追い払われたカップルどうなったのでしょう?
鳩さんの世界も切ないのでした。
ルナには、解らない?
ひとの世のかなしさすべて雨粒に雨の季節はやさしかりけり
梅雨の季節がやってくる。
アジサイの花が生き生きと、美しい姿を見せてくれる時。
アマガエルが喜んでぴょんとはねる。
庭の野菜は、生き生きと元気に育ってくれるでしょう。
雨音を聴きながら、眠るのもいい。
お気に入りの傘をさして、歩きましょうか。
子供の昔、長靴をはいて水たまりをピチャピチャ歩くのも楽しかったなあ~
傘がなくて濡れながら駆けて帰ったあの日、半べそをかいていた子供のわたし。
そんなことを思い出す。
やがて夏となる前の、雨はやさしいのです。
ルナは雨が苦手、何故って体が濡れるのが嫌みたい。
泳ぐのは大好きなのにね
ゴーヤの黄色の花がきれいです。
雨を待っているのでしょうか。
遥かなる風が流れる天守閣過ぎ去りし日々夏空深く
昨日の 午後、雨も止んだようなのでルナを連れて動物病院へ行くことにした。
お出かけ?といち早く察知して尻尾ふりふり車の前で待っているルナ。
狂犬病の予防注射&フィラリアの薬をもらいに行くんだよ。そんな事とは露知らず。
院内では、大人しくしていたルナ。
病院の前は、お堀を挟んで丸亀城があるのです。
ルナを少し散歩させることにしました。
こんな所に柴犬が繋がれていました。飼い主さんどこかに行ってるよう。
大人しく、でも心配そうに待っている柴犬さん。
「早く帰ってくるといいね。飼い主さん」
傍らには、お水とおやつがおいてありました。
まさか、置いて行かれたの?ではないでしょうね・・・・。
心配だ
夕方なので、散歩している人やワンちゃんたちとすれ違う。
ルナは、小さい犬がくると「ウー~~」と威嚇、大きいワンちゃんがくると、知らん顔して見なかったことにしようとする。
そんなルナなのでした
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