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瀬戸の海白い小さな船が行く小さな島へ届けるは何
車で15分ほど走れば、海が見える。
ルナを散歩させたこの日は、雲が広がってはいたが、比較的暖かい日だった。
海に着くとちょうど白い船が滑るように出港していくところだった。
ほんじま丸という船名が見えた。小さな島、本島まで運んでくれる船だ。
※本島・香川県丸亀市・周囲16キロ・瀬戸大橋の西側にある島
この海沿いの散歩道はかなり長くて、ルナは大喜び、ボールを追いかけ疾走する。
ヒトデ?がひからびていくつか散歩道に散らばっていた。
こんな所までどうやって上がってきたのかな?
もしかして、釣り人に釣られて、捨てられた?のかも。
やがて夕闇が迫ってきた。
神秘的な風景になる。いつまでも眺めていたい・・・。
ボールを銜えたルナには、海は見えない。
コンクリート壁が高すぎる。
でも、ルナは「景色の興味ないワン!」だって!
みず色が灰色になる冬の空やがて真白い雪が舞うなり
象頭山(ぞうずざん)標高521mこんぴらさんの本宮はこの山の中腹にある。
ルナの散歩道、河原から眺めたらこんな形。
この日は、木枯らしの吹く寒い日、きれいな青空が見えていたかと思ったら・・・
雪が降ってきそうな空模様?灰色の雲が迫ってくる。
野球少年は元気、ルナも元気、天候は関係ないみたい。
やはり吹雪いてきましたねえ。お気に入りのボールはしっかり銜えて離さないルナ。
ブルブル・・・・寒い~、早く帰ろう。
車まで、ダッシュ!
この直後、北風が強くなり、一時吹雪になった。
野球少年たちは?
まだ、プレーしていた。
ルナもこんなに寒いのに帰りたがらない。
無理やり車に乗せたのでした。
ブルブル~
冬寒の川原に立ちて見渡せどどこにもいないホームレス犬
この広大な川原には、のら犬が数匹住み着いていた。
集団で暮らしているらしく、川原の茂みに身をひそめるようにしているのを時折見かけたものだ。
誰かが餌を運んでいたらしく、丸々と太って元気そうだった。
その中でも、人懐っこい犬は、散歩道にまで出てきてゆったりくつろいで(そんな風に私には見えた)いた。橋の下で、餌を待っていた小さな子犬もいたという。
人がこうして餌を与えるのが、いいのか悪いのか? 分からないけれど・・・。
とにかく、平和に暮らしていた・・・と思う。
が、最近一匹も見かけなくなった。
アオサギが一羽、静かに佇んでいるだけ。
後で知ったのだが、保健所が野良犬を一掃するため、捕獲したそうだ。
どうなってしまったのだろう。
あのわんこ達は・・・・。
(pixydustさんのブログにこんな記事があります。・年間30万頭殺処分される犬、猫たちに関する署名のお願い・)
冬の夜に無心に遊ぶワンコ居て見守る吾も笑顔になりぬ
ルナのマイブーム、
サッカーボールを追いかけて「ワン!ワン!」いつまでも遊ぶ。
サッカーボールが大好きなのだ。
ルナは、歯でガシガシ!サッカーボールが壊れそうなので取り上げると、なんとか奪還しようと奮闘する。
まずは、ボールの在処を必死で探す。
あら~見つけたようですね~
狙いを定めてジャンプ!
なかなか届きません。
これを何回も繰り返す。
「ハア~!ハア~」しながら・・・
延々と・・・・
そして、すごいジャンプ!
ボールに鼻先がタッチ!
やったね!
又、又ジャンプ!ジャンプ!
運動能力抜群のジャックだ。外の散歩に行けなくても、こんなことやってる。
おかげで、筋肉質な体になってきたルナ。
さすがのジャックも、お疲れ~
「ハア、ハア、暑い~ワン!」
今日は、寒い寒い日なんだけど
冬の陽を集めて光る池面には水鳥数羽寄り添い浮かぶ
叔父さんの家の横には,、小さな公園と池がある。
池の周りを一周する道が、きれいに整備されている。
犬連れの人が、数人散歩を楽しんでいた。
ルナと散歩途中に、可愛い子犬に出会った。小学生くらいの女の子が散歩させていた。
ふわふわの毛が可愛くて、パチリ!写真撮らせてもらった。
鴨が数羽、水面に浮かんでゆっくりと動く・・・。
水鳥は寒くはないの?
水面は、憩いの場所なのか?ゆっくりと羽を休めて眠る場所なのか
水鳥の世界は静か、平和な空間だ。
散歩途中、ルナの様子がおかしい…と思ったら急に食べたものを戻してしまった。変ったものを食べさせた覚えはないんだけれど。
夜、様子をみていたが、食欲はあるし大丈夫そう・・・・
ルナ、大丈夫?
冬日和蒼い空ゆく雲のようふわふわ歩む吾とわんこと
土曜日の午後の公園、昨日までの寒さがうそのように、今日は晴天、見飽きない空、やわらかい冬の陽射しがうれしい。
久し振りに生物公園まで、ルナを散歩に連れ出した。
公園は変わらず平和な風景、ウオーキングを楽しむ人の姿がある。
野球少年が元気にプレーしていた。ルナは一緒にボール遊びがしたい様子。
ダメダメ!一緒に駆けだしてボールを取ろうとするんだから。
ここには、カワセミが住んでいる。
今日は偶然飛ぶところを目撃、、けれど一瞬のこと、残念ながら撮影は出来ませんでした。冬日に映えて美しいブルーが印象的だった。
何回か来ているのに、初めてカワセミの姿を見たのです。
ちょっと興奮!
この池には、いろんな生き物が住んでいるらしい。ちょっと神秘的な感じがする。
冬なのにルナ水に入りそうな様子、あわてて阻止。「ダメ!風邪ひくよ」
冬日和の公園で、思いっきり遊んだルナでした。
幾億の命の連鎖永遠に宇宙に飛び立つ言の葉の旅
最近買った本の一冊から。
「宇宙連詩」・宇宙航空研究開発機構 監修
宇宙創世から約137億年
地球誕生から約46億光年
生命の誕生より約40億年目
紡いだ「今日」を私たちは生きているのです。
「宇宙連詩」とは、宇宙を舞台に詩人や宇宙飛行士、一般の方々など、多くの人たちが交互に詩を紡いで連詩を作る、宇宙航空研究開発機構ーJAXAーのプロジェクトです。完成した全24詩からなる宇宙連詩は、DVDに記録され国際宇宙ステーション「きぼう」に打ち上げ、保管されます。本書は、その宇宙連詩とプロジェクトを中心に、さまざまな角度から宇宙連詩が持つ世界観に迫ったものです。
連詩は人と人との繋がりの中から生まれる言葉、今を生きている人たちの想いが、何気ない日常が、言葉になって、わたしのこころに届く。
連詩は、世代を超え国境を超え、紡がれた言葉なのです。
こんなのがあります。一部抜粋です。
太平洋を回遊するカツオの群れも
砂を蹴って駆け去るキリンの足も
生きることは 動くこと 鼓動すること。
モンゴルの包(パオ)のフエルトが 今誕生した 赤んぼの
元気のいい泣き声に 鼓動している
(大岡 信・詩人)
広くはてしない空間に
ぐうぜんたんじょうした
ぼくはどうしてここにいるの
(あさの しゅん・小学生8歳)
そりゃ わかってるサ!
運命の神様のお気に入りだから
神はいつでも傍にいて 知らぬ顔サ
さあ、 飛んでごらん! 好きなところに
でも心はドキドキ 星がピカピカって気分
(白井 かずこ・詩人)
いちにのさんっ 未知なる世界へ飛び出そう
陸から空へ 夜から朝へ 闇から光への ロングジャーニー
きっとどこかで僕を待つ まだ見ぬ君に会いに行く
(たんつう・研究者29歳)
こんな風に紡がれた言葉は、続いていくのです。
浅野俊君、当時小学二年生(八歳)の作品は第一期宇宙詩の最初の公募詩で、大岡信氏に選ばれたものです。読売新聞の「顔」でも紹介されたそうです。
(宇宙連詩のウェブサイトはここです。)
一人一人の小さな想いは、きぼうの光となって宇宙空間から、私たちを照らし続けてくれるのだと、そんなふうに思いました。
寒い冬の夜に・・・・。
あたたかい一冊です。
すっきりと余分なものを削ぎ落とし枯れ木は冬の光をまとう
突然に水面ざわめききらめいて満濃池には龍王伝説
先日、久しぶりにルナを連れて散歩した森林公園。
隣接する満濃池は、たっぷりの水を湛えて冷たくきらめく。その水底深くには、伝説の龍が住んでいるのかも。
寒い日だったが、柔らかい冬の陽差しがやさしくて、かけ出したくなる。
顔を撫でる風は冬のもの、頬が冷たい耳が痛い。ニット帽を被って手袋をしてルナと歩けば体がぽかぽかと暖かくなってくる。
いつも、後ろをついてきたルナもリードを外してもらって、走る走る時々振り返って「早く~」と催促する。ルナにはもう、ついていけないよ。
野生(猟犬)の本能に目覚めてルナはいきいきとしている。
あんなに遠くまで探検「クンクン・・・・」
ワンコは風の子、こうでなくては。
赤い色それは火の色火の神が赤と名づけた生命の色
ルナには、赤が一番似合う色だと思う。
人類学には、色についての有名な調査がある。
世界のどんな文化、種族においても、まず白、黒、赤の色名が順次出現する共通性があるという。白と黒は、光と闇の象徴、そして次に現れるのが火の色であり、血の色でもある赤だ。
人間が物の色として最初に名づけたのが赤だった。私たちの祖先は、赤から色彩の旅を始めたのだ。 (色はことのは)
赤は、私たちの視覚中枢を刺激する。そして交感神経を揺さぶる。
赤は、元気になれる色、命の色。
RED SOXの服を着せてもらってご機嫌?元気になったルナ。
(一応、女の子なんだけど)
こんな恰好や
「お腹すいたワン!ごはんちょうだい」
確かに生命力にあふれている
凛々と冷たい空気のその中で神馬一頭音なく駆ける
裏参道を歩いていると、目の前に白馬が一頭現れた。
なんと、金毘羅さんの神馬(しんめ)ではありませんか。
こうやって時間を決めて運動させているのだ。美しい姿をしていました。
神馬がこうやって走っているところは初めて見た。ラッキー
公園に小さな池があり、白い鯉が泳いでいた。
しばらく眺めていると・・・・。
おお~ 体長100㎝ もあろうかと思う草魚が現れました。
*(草魚(ソウギョ)中国原産の淡水魚・体長2mにもなる。日本では1mくらい)
わたしは、初めて見たのでびっくり!
ルナは無視していましたねえ。興味なし?
本宮から見た下界。
凛とした空気が満ちた曇り空の下、小さく家々が霞んで見えた。
見上げれば、フクロウが住んでいそうな大木が天に向かって伸びていた。じいっと見ているとフクロウが樹の間から覗いていそうな気がする。「HO-HO-」
こんぴら山の裏参道、凛とした空気、わたしは背筋をぴんと伸ばした。
今年も前を向いて進むしかない。時の流れの中で生かされている限り・・・。
新年の幸せ願う鬱金色恙なき日々あふれる力
幸福の鬱金色(うこんいろ)のお守り、鬱金の黄色は、平安の時代から、染料としてもてはやされ、魔除け、災いよけとして産着や焼き物を包む布に使われてきたとか。
黄色は、豊穣の色、エネルギーあふれる力強い色。
今年も健康と幸せを願う。
今年は、ルナを連れての初詣だった。
混雑を避け三が日を避けて裏参道をゆっくりと上って行った。
時々、すれ違う人に「かわいいね~いい服着てるね~」なんて声をかけてもらいながら、ひたすら歩くルナ。
狛犬が出迎えてくれた。
ここから表参道に合流だ。ここからは、人が多くなるためルナにリードをつける。
表参道からだと、本宮までは785段、奥社まで行くと1368段の階段を上ることになる。
かなり、きつい。
私たちは、本宮で参拝し、お守りを買い求め帰途に。
巨大絵馬には、人々の願いがぎっしりと書き込まれていた。
わたしも、健康と平穏を願って隅の空白に書き込ませていただいた。
今年はお正月の混雑を避けたため、ゆっくりと参拝することが出来た。
この年の平安をひたすら願って・・・・・。
裏参道の様子は次回。
七草の優しい味は母の味願いはひとつ健やかな生
お正月、食べて飲んでだらだらと過ごした時間。それも貴重な時間楽しい時間だった。
愛犬ルナも、体調を崩してしまった。初めてのお正月、「ルナ少しだけよ」が重なっていろんなものを食べさせ過ぎたのかもしれない。来客ありでルナなりに気を使った?日々だったのかもしれない。人見知りするわんこ、家族以外にはなかなか慣れてくれない。
それなりに繊細な?神経の持ち主なのかも。(そうは見えないけれど)
だが、今日はこんなに元気、悪戯わんこに戻った。
「スリッパ噛むな!」「ガウ・・ガゥ・・・」
こうやって噛んで噛んで、その後ぶんぶん振りまわしていました。
「ふう・・・」
今日は、七草節句、我が家も夕食に七草粥をいただいた。
野草の強い生命力にあやかろう。この一年の無病息災を願った古人を見習って。
確かにお正月で疲れた胃腸に優しい食べ物ではある。
七草、覚えていますか?
五・七・五・七・七 短歌調で覚えましょう。
せり、なずな
ごぎょう、はこべら
ほとけのざ
すずな、すずしろ
これぞななくさ
ほら、もう覚えたでしょう
新しき年の初めの願いありきらめく海のその上の空
新しい年の日常が始まった。
「今年こそ・・・・」人は、様々な思いを胸に歩きだすのでしょう。
2009年どんな年になるのか、どんな年にするのか?
希望のもてる年であればいい。
今年は丑年、あせらずにゆっくりと自分の道を歩めばいい。
我が家のルナは、お正月に下痢と嘔吐、一日半何も口にしなかった。
元気いっぱいのルナだったのに・・・。
動物病院でお薬をもらって、フードも買った。体重を計ると4.4キロに減少していた。
「冬場は、少し太った方がいい」と先生に言われた。
かなり心配したが、今日は元どうり食欲も出てボール遊びをするようになった。
わたしの部屋のカレンダーは、今年も大好きな
藤城清治影絵集
一月、二月の絵は 「夢生まれる」
2009年新しい年のゆめ
どんな夢が生まれるのでしょう?
今日は「小寒」
一月六日から二月三日までは、「寒中」
身も心も引き締めて行きましょうか。
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