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愛犬の温もりやさし秋の朝コーヒーの香りしあわせの味
肌寒い朝、ルナの温もりが心地いい。
以外に寒がりなルナまあるくなって寝ている。
抱っこすると温かい、でもルナは抱っこが嫌い、自由にさせて!ってか。
「朝の熱いコーヒーは、美味しいねえ~でもルナは駄目!」
「ずるいなあ~ルナも飲みたいワン!」 「ダメ!」
「ルナの朝ごはんはこれだよ。お座り、待て!」
「よし!」
※ルナの特別メニュー
鶏肉(モモ肉)のミンチをよく炒める(油は使わない)
野菜(キャベツ・人参等)のみじん切りを加えて炒める。
(もちろん味付けはしない)
これを2日分くらい作っておく。
朝晩二回、ドッグフードにふりかけて食べさせる。
体重はあまり増えなくて、筋肉質になったようだ。
秋風に小さくゆれる萩の花小さな黄蝶花びらになる
先日、萩の寺に行った。
花の盛りは少しばかり過ぎたようだった。
可憐な小さい花がこぼれるように咲いていた。
近づいて眺めていると黄色い小さな蝶がひらひら花の周りを舞っていた。しばらくその姿を見ていたら花に止まったまま動かなくなった。
蝶のベッドみたい、しばしお休み。
小さな蝶は、まるで黄色のはなびらのようだった。
萩祭りも終わって訪れる人もまばらで静かな境内に虫の音が響いていた。ツクツクボウシの鳴き声もする、夏を惜しむよう。陽ざしはまだ夏、風は秋のもの。
夏と秋とが交差する。
静かな参道もっとゆっくり歩いてみたい。
なんて言ってはいられない!
ルナを待たせてある。早く帰らなくては。
「遅かったワン!」
長閑なるあさの市にもアライグマ出没せりと張り紙があり
あさの市(新鮮野菜・果物の直売店)へ買い物に行った時のこと。
何か張り紙がしてあった。読んでみると「最近、アライグマ・ハクビシン等が出没し、野菜や果物を食い荒らす被害が出ています。売れ残ったものは、速やかに引き取ってください」というような内容のものだった。
アライグマ・ハクビシン?こんなの山里にいたっけ?
店先でなにやら人だかり、何だろうと思って見ると、ケージのようなものに入れられている黒っぽい色の動物がいた、アライグマ?。
(ケータイで撮ったもの、なんだかよく分からないですね。スミマセン・・・。)
ホースで水をかけてやると、しっかり手を洗っていた。アライグマだあ。
どうして、こんな所に出没?
誰かが飼っていたものが逃げたのか、放り出したのか?
やはり、悪いのは人間なのですね。
このアライグマさん、その後どうなったのか?。気になる・・・。
さわやかな気配満ち満ち朝もやの中に佇つ吾夢の旅人
旅の写真を整理して、改めて思い起して見ると、あれは夢?そんな気がする。
けれど、あの日みた風景、空の色、空気の匂い、風のそよぎ、ゆっくりとくつろぐ牛たちの姿、笑顔で挨拶交わした異国の人、懐かしく思い出す。遠い昔の出来事のようだ。
ベルンの朝、早く目が覚めてしまったので、Sさんとホテルの周辺を散歩した。
朝の空気は少し冷たくて、朝もやの向こうに広がる風景を眺めて歩けば、細胞が生き生きしてくる。
さわやかな気配を又思い出す。
朝早いため、牛さんたち、牛舎からまだ出してもらえないのか?
子牛も「早く、デタイヨウ、モウー」そう言ってました(笑)
外は雨夏から秋へ移りゆく季節の中で遠雷を聞く
ルナが我が家に来たのは、今年の2月だった。
そして、季節は冬から春、夏へと変わり秋になろうとしている。
生後2か月に満たない小さなワンコ掌に載るくらいだった。あれから7か月が過ぎ、ルナはもう我が家の大事な家族となった。
なんだか、ずうっと前から一緒に暮らしていたような、そんな気もする。
9月20日で生後9か月になったルナ、なんと初ヒート?(発情期)を迎えた。
早い、こんなに小さいのに、まだ子供と思っていたのに・・・。
ワンコ時間は、早過ぎる。そういえばなんだか様子が変?大人しくなった。
今だけ?
記念に?首輪を新調した。赤が欲しかったのだけれど、このデザインのものは黄色しかなかった。つけてみると似会う、かわいい(親ばか全開)
「ルナもうれしいワン!」って言ったかどうか?
夜、寝る時の為に、こんな可愛いピンクパンツも買った。
つけてみると、「なんだか変な感じだワン!」でも取ろうとはしない。
ふふ・・・かわいい~
いつの間にか大人になったルナだった。
愛らしくハギが手招く蜻蛉飛ぶ秋の夕暮れあの日に還る
ルナを泳がせた河原の公園、萩の花が愛らしく咲いていた。
まるで、手招きしているよう・・・。
トンボを追いかけて遊んだ幼い日々を想う。若かりし日の母の姿がある。
体いっぱい遊んでいたわたしと妹。
突然、脳裏に浮かぶあの日あの時。
先日、妹と一緒に母の面会に行った。
一回り小さくなった母、笑顔は昔のまま。
「親は歳をとらない、いつまでも死なない」昔はそう思って疑わなかった。
わたしは子供、親から見ればいつまでも。
あの頃、が遠くになった。
河原の風景は秋色に変わっていた。
水アオイ(絶滅危惧種)の花が咲いていた。
切ない想いは、秋の風景のせい? ルナがここでも泳ごうとする。「ここはダメ!」「わかったワン!」
大きなエノキが見下ろす原っぱをボールを追いかけて疾走するルナ。
小さなルナが点になっている。
雨あがり夏が過ぎゆく夏惜しむわんこ一匹水と遊べり
雨上りの夕方、ルナと散歩に、河原まで行ってみた。
河原の景色は、いつの間にか秋の風情。涼しい風が渡りくる。
元気いっぱいのルナも水には入らないだろうと思っていたら、嬉しそうにボールを銜えて水辺に降りて行ってしまった。
浅瀬をバシャバシャ歩いて「早くボール投げてよワン!」
夫がボールを思いっきり遠くへと、投げた。
ルナは、喜んでボールを取りに水の中へと突進?して行く。
そして、ボールを見つけると得意げに持ってくる。「又、投げてよワン!」
何回もやらされる。
深いところでは、得意の犬かきでスイスイ。
ずいぶんと泳ぎが上手になった。
そして、こんな遊びも飽きてくると、ボールを銜えてさっさと土手に上がってしまう。
ちょっと寒かったルナ。
夏も、もう終わりだ。
子犬から時は流れて成犬に同じ目線で少年を見る
ルナは、9月20日で生後9ヶ月になる。人間でいえば13歳くらいだろうか。
小型犬の方が、大型犬より成長が早い。そして成犬になってからは、大型犬の方が早く歳をとる。小型犬は、最近では15年~20年は生きるといわれている。
ルナも長生きしてくれるでしょうか。
小さい子供が遊びに来ると、友達の感覚、いえいえルナの方が上位と思っているようだ。
態度が大きい(笑)
上の写真は、ルナが吠えて威嚇?するのでケージに入れられたところ。
ジャック・ラッセル・テリアという犬種は、飼い主には忠実だけれど、他人には、なかなか心を許さないところがある。かなり、気の強い犬なのだ。
K君は、今年、ピカピカの一年生になった。いつに間にか、ルナの方が年上になってしまった。
久しぶりに顔を見せてくれたのだ。しばらく見なかったK君、少し痩せて、少し大人っぽくなったようだ。
ルナは、最初はやかましく吠えたてていたが、慣れると嬉しそうに遊んでもらっていた。
ルナの方が歳をとるスピードが早いのだ。
ゆっくりでいいよ・・・・。大人になるのは・・・・。
芸術の街で食せば風景をこころにしまう美味しい時間
5日目。
ヴィンタートゥールへ
昼食は、レストラン・ゾンネ・にて
具だくさんのスープ
サーモングリルとフレンチフライ
フルーツサラダ
サーモン大きかった(笑)ポテトもいっぱい
美味しかった。けれど半分でいい^^。
具だくさんスープとフルーツサラダでお腹いっぱいになりそう。
夕方、チューリヒへ戻る。
途中、バイドュシュピタール病院の丘からチューリヒを展望。
連邦工科大のテラスよりチューリヒの町を展望。
夕食は、スーパーへ行って、いろいろ仕入れてきて、HOTELの一室で食べた。これも又楽しい。
3人でこんな食事だった。食べすぎ?
サラダ
ビーフソース煮+マカロニ
アイスクリーム
ビーフ煮込みとマカロニの取り合せがいい、マカロニがごはんでハヤシライスみたいだ。美味しい。
ズッキーニクリームタイプ
七面鳥ピカタ
ホウレンソウのリゾット
フルーツ・タルト・ドリンクサービス
皆で食べる最後の食事となった。
美味しい記録の終わり。忘れないようにネットの海にしまい込む。
スイスの食事はすべて美味しくて、満足でした。
そろそろ、日本食が恋しくなってきました
バーゼルの美味しい記憶うつくしい街の記憶名画の残像
4日目。
バーゼルで美術館巡りをし、古都を散策し昼食は、バーゼル市庁舎向いにあるレストランへ
ムーベンピック・バーゼルシュターブにて
クリームスープ
チキンのソース煮込みライス添
アイス、ナッツ、チョコクリーム
クリームスープは食べやすく美味しい味。
チキンのソース煮込みは、こってりして美味だったが全部は食べきれなかった。
アイスは完食。
夕方、チューリヒへ戻る。
夕食は、旧市街にあるレストラン・ユハニター・にて
サラダ
ローストポーク
温野菜、パスタ
プリン
野菜たっぷりだった。
ポークはやわらくて食べやすく美味しかった。温野菜が美味しい。
やはり、量が多い。
見ごたえのある美術館めぐり美しい街並み、美味しい記憶はいつまでも。
正午告げるからくり時計鐘の音は美味しい時間告げて響けり
3日目。
HOTELの朝食はこんな感じ。
どこのHOTELか?
分からなくなった(笑)
けど、こんなにいっぱい誰が食べたのでしょう?って。
美しいベルンの旧市街を散策し、昼食は
RATSKELLER(ラッツ ケラー)にて
サラダ
ベルナープラッテ(三種の肉)
ポテト・サンド豆
リンゴのクリーム
ベルン名物、ベルナープラッテ(ベルンの料理という意味)
・コンソメスープでじっくり煮込んだ豚肉や牛肉、ソーセージなどをマスタードをつけて食べる・
ボリュームがあるのでハーフサイズで十分だ。
写真は、少し食べてしまって撮影かな?
この日のベルンは、夏が戻って来たような暑さだった。
ということで胃の方もこってり料理に少々疲れ気味。
夕食は、和食が恋しくなり日本料理店へ。
Kabuki (歌舞伎) ベルン中央駅を出てすぐにある。
ここは、洋食の勉強をしていた日本人オーナーがパーティー用の和食を頼まれたのがきっかけで始めたとか。お寿司、丼もの、うどんなど、胃にうれしいメニューがある。
わたしは、盛り合わせ寿司を美味しくいただいた。
日本人のスタッフ、女性との会話も楽しく、ほっとしたベルンの夜だった。
中世の香り漂うフリブール子牛ソーセージ美味しい記憶
2日目。
ローマから、スイス(チューリヒ)へ飛ぶ。
早朝出発のため、ホテルで用意してもらった「ボックスランチ」で簡単に済ませ、バスにてフリブールへと向かう。
フリブールで昼食
・NH HOTEL フリブール・にて
具だくさんのスープ
子牛ソーセージ・温野菜
フルーツサラダ
子牛のソーセージの大きいこと!
とても美味(お持ち帰りしたかった)でしたが、全部は食べられなかった。
添えてあったジャガイモ料理が又美味しい。
夕方、ベルンへ、
ベルン中心のレストラン ANKER(アンカー)にて夕食
白花豆入りサラダ
ますのホワイトソース添
ホウレンソウ・ライス
アップルシュトルーレル
これも、完食は出来なかった。
アップルシュトルーレルは、美味しかった。完食。
ボリュームがあって、とても美味しい料理ばかりだった。
チューリヒ湖畔に流れる時の中眺める風景スローモーション
待望の美術館、古都を巡る旅も今日で終わり、移動時間を除けば6日間の滞在。
時差ボケの頭で、廻った古都、美術館の数々、すべて夢のように過ぎていった。
スイス時間にも慣れ、まだまだ観たい行きたいところはいっぱいあるけれど、夢は終わりなのだ。だが思い出という宝物が増えた。
チューリヒ湖畔を散歩したときの写真 。
鴨さんが泳ぎながらずぅっとついて来るではありませんか。かわいいですね。「でも、餌無いの、ゴメン!」
澄んだ水中では、魚が泳いでいるのが見える。大きい!鱒?
ヨットが何隻も係留されていた。オジサンがにっこり手を振ってくれた。
向こうには、女性が一人で気持ちよさそうに泳いでいた。
「撮影してもいい?」と聞くと笑顔でうなずいてポーズしてくれたのに、その時のベストショットは残念ながら撮れなかった。でもいい笑顔でしょ!
。
街の中をウインドウショッピングしていたら、こんな大きな白熊さんが横たわっていた。
大きさ、わたしくらいあるかも(笑)
その後、チューリヒ空港へ、アリタリア航空にてローマへ飛ぶ。(約1時間35分)
ローマ着後、近くのホテルで一泊し2日の正午アリタリア航空にて帰国の途へ。
ローマ~関空(12時間)
関空着3日の朝7時
長いようで短かった旅の終わり。
現実が日常が待っていた。
夢色の旅の終わりにシャガールのステンドグラス心に刻む
旅は7日目(9月1日)
夢のような旅も終盤。
この日は、あのシャガールのステンドグラス、バラ窓が美しいフラウミュンスター(聖母聖堂)を訪れた。 853年ルートヴィヒ2世が女子修道院として建設。12~15世紀にゴシック様式の教会として手が加えられ1732年に時計塔が建てられた。
グロスミュンスター(大聖堂)
リマト川右岸にそびえるチューリヒのシンボルでもある2基の塔をもつ壮麗な教会、カール大帝が創建したと
いわれる。
以後何度も建て替えられ、ロマネスク、後期ゴシック、ネオゴシック。三つの様式が混在。ジャコメッティ作のステンドグラスが素晴らしい。
実業家、ビュールレの邸宅。
彼が集めたビュールレ・コレクションを見学。印象派の傑作が並ぶ。
ここは、2月10日盗難事件があった後、閉館されていたが、今回セキュリティを強化して開館したばかり。予約してあった私たちが最初の来館者となったそうだ。感激!
私たち15名ほどが入館すると門は閉じられた。すぐ後に外国人夫婦が来ていたが断られていた。個人は1か月前から予約しないと入れてくれないらしい。おかげでじっくり鑑賞することが出来た。ラッキー!
※盗難事件
2月10日3人組の覆面男が押し入り、セザンヌ・ゴッホ・ドガ・モネの4点が盗まれる。被害額175億円といわれた。その後18日に市内の精神病院駐車場に放置された車の後部座席からゴッホ「花咲くマロニエの花」とモネ「ベトゥイユの丘のひなげし」の作品が無傷で見つかった。セザンヌ「赤いチョッキの少年」とドガ「ルピック伯爵と娘たち」は未だ不明。
(下の写真は、無傷で戻ってきたゴッホの「花咲くマロニエの枝」)
その後チューリヒの街、チューリヒ湖を散策。
次回に・・・・。
カペル橋湖岸の街は華やいで人人人が流れる風景
横たわるライオンに見る戦いの歴史を想う若き兵士を
旅は6日目(8月31日)
ルツェルンへと向かう。
フィーアヴァルトシュテット湖がロイス川へと流れ出す場所に広がる美しい歴史ある古都。
街のシンボル、屋根付きの美しい橋、カペル橋、屋根の梁には17世紀に描かれたというオリジナルの絵も10枚ほど残っている。観光客が多く、日本人の大学生?のグループに遭遇した。ここでも、落書きが目につく、残念ながら日本人の名前の落書きもあった。
ライオン記念碑
1792年に勃発したフランス革命により、パリのチュイルリー宮殿でルイ16世とマリー・アントワネットを守り、全滅したスイス人傭兵を讃えたモニュメント。天然の岩に刻みこまれている瀕死のライオンの表情がなんとも言えない。
ピカソ美術館
市庁舎のすぐ横にあるピカソ美術館
1978年ルツェルン市民コレクターローゼンガルト家の寄付により開館。200点近くある作品ほとんどが近年による作品。
D・ダンカン氏によるプライベート写真があり、ピカソの素顔が見られ、とても興味深かった。
※館内は撮影禁止。画像は絵葉書から。
アンジェラ・ローゼンガルトとピカソ
午後はチューリッヒへ戻り、チューリッヒ市立美術館へ
美術館前のオブジェは、ロバート・ミューラー作。
ジャコメッティの彫刻作品は、見応え充分。
ホドラー・セガンティーニ等スイス絵画、ヨーロッパの近代絵画を堪能した。
ピカソ・シャガール・アンカー・ホドラー・ムンク(絵ハガキより)
ほんの一部です(笑)
本日も、名画に酔った一日が過ぎた。
ヴィンタートゥール芸術の街森の中には名画の館静かに佇てり
旅は5日目(8月30日)芸術の街、ヴィンタートゥールへ。
オスカー・ラインハルトコレクション・アム・レマーホルツ美術館を訪ねた。
オスカー・ラインハルトが寄贈したコレクションが展示されている。
オスカー自身が暮らした郊外の邸宅に珠玉の名画や彫刻が展示されている。
門の前まで行ってがっくり!
そこは、森の中の素敵な邸宅、静謐な空気が流れ小鳥の声が聞こえ、ひんやりと涼しくて心地いい場所にあった。
臨時休館していた。よくあることだとか・・・。
心残りだ・・・・残念!
門の外から写真撮影だけになった。
その後、もう一つのオスカーー・ラインハルト美術館・アム・シュタッドガルテンへ 行く。
ここは、主に18世紀から20世紀のスイス・ドイツ・オーストリアの画家の絵が展示され ている。
フリードリッヒの「リューゲン島の白亜の崖」 ここにありました!
※撮影禁止・絵ハガキより
その後、美しい庭園に囲まれた富豪の邸宅、ヴィラ・フローラを訪れた。
後期印象派の名画を堪能した。
フローラは花の女神、その名のとうり美しい庭園に癒された。
街を散策した後、チューリッヒへと戻る。
途中、スイス連邦工科大学(あのアインシュタインが学んだところ)前に寄った。右横にはチューリッヒ大学があり、周りは大学生ばかり、華やいでいた。
チューリッヒの街を見下ろし写真撮影などして楽しい時を過ごした。
この日の朝は、ガスがかかって空はどんよりとして朝は涼しかったが、昼間は暑くて日本と変わりない。
暑さでかなり疲れた。
この夜は、ルナの夢を見て眠ったことでした。ルナは元気にしてるかなあ~
中世の香り漂う街に居て独りを想う吾は異邦人
旅は4日目(8月29日)
ベルンからバスでバーゼルへ
フランス、ドイツと接する国境の町、観光地としてはあまり有名ではない。
ゴシック建築、ミュンスター(大聖堂)ロマネスク様式として、12世紀に建てられたが、1356年の大地震により損傷し、現在見られるゴシック様式に改築。
マルクト広場にいくと、目に飛び込んでくる真っ赤な建物が市庁舎、このゴシック様式の建物の前面には、美しいフレスコ画が描かれている。
広場では、朝市が開かれ活気にあふれていた。
市立美術館・Kunstmuseum Basel・へ
バーゼル大学のために買い上げられたバジりウス・アマーバッハの個人コレクションが基礎になったヨーロッパ最古の公立美術館、貴重絵画のコレクションのすごさに圧倒される。
ピカソ・ルノアール・セザンヌ・シャガール・クレー・ホルバイン等
※左の写真「カレーの市民」ロダン作
その後、美術商・バイエラーの珠玉のコレクションの数々を見学。
名画に酔って疲れた(笑)1日だった。
バスにて1時間かけてチューリッヒへと。
バスの中では、爆睡・・・・。
遥かなるクレーの世界に迷い込むそのひと時を記憶の中へ
ベルンで半生を過ごした画家パウル・クレーの美術館。
2005年6月にオープンしたばかり、彼の作品4000点以上が所蔵されている。
3つの波型屋根がユニークなこの建物を設計したのは、あの関空も手がけたレンゾ・ピアノだ。クレー作品の代表的な要素、光・軽快さ・自然を取り入れてある。
クレーの作品は、一つ一つ説明されると、なるほどそうなのかあ~と思う、そう思って見ていると難解な絵という気がする。が、先入観なしにいいなと感じた絵の前に立って観る。それでいいと思う。
子供の心を秘めた天才の、繊細で面白い線、きれいな色づかいが、わたしの心を捉えてしまうのだ。
クレーファンは、一度は訪れたい場所なのでしょう。夢の中へ夢幻の空間へと。
※谷川俊太郎さんが、「クレーの天使」という詩集を出している。
クレーが晩年、難病(皮膚硬化症)を発症、上手く動かなくなった手で描いた天使の絵に心を打たれたという。
面白いでしょ。もちろんわたし用です。
マーブル模様の色鉛筆も買ってきた。これもわたし用に。かわいいでしょ。
クレー疲れをした私たち、こってり料理にも飽きてきたし、夕食は日本食が恋しくなって、日本食屋さんへ。ここスイスでも日本食が、好まれているとか、ヘルシーブームということなのでしょうね。
その名も「歌舞伎」Kabukiというお店で、盛り合せ寿司をいただいた。
美味しかったけれど、値段の高さにびっくり、スイスは物価が高いとは聞いていたが、日本の三倍の値段でしたよ。ちなみに日本茶を注文すると4フラン(約420円)びっくり!頼まなかったけれど。
ベルン中央駅から、トラムに乗って(初体験)ホテルへと戻った。
時計塔世界遺産の町に在り時報を告げる歴史を刻む
旅は三日目、熊公園から石畳の坂道を上がるとバラ公園がある
。
そこから旧市街、アーレ川に囲まれた美しい街並みを眺めた。
熊公園に人だかりがしていたので覗いてみると、熊さん一頭しかいない。のそのそと歩き廻っていた。なんだかかわいい。
大聖堂(後期ゴシック様式・高さ100mのスイスで一番高い尖塔をもつ)はステンドグラスが美しい。15世紀のものだとか。
パイプオルガンの荘厳な音色が響く。
正面入り口上部にある彫刻は、エルハント・キュングによる「最後の審判」1495年当時のまま残されている。
ベルンのシンボル時計塔。
天文時計と仕掛け時計が毎時4分前になると鶏が鳴き、道化師の鐘の音とともに小熊の行進が現れ、塔の上部の人形が時報を告げる。
かわいい仕掛け時計を見ようとたくさんの人が集まっていた。
旧市街には、非常に多くの噴水がある。
それぞれに個性があって見るだけで面白い。 全部で11個もある(写真は一部)
市立美術館では、油絵、水彩画、デッサン、質、量ともに最大級とか。
ホドラーの作品が、印象深かった。
人生の楽しみ方生き方を考えて見るスイスの風景
専用バスを運転して案内していただいた、ドライバーのフランツさん60歳。
すらりとした長身、白いお髭で笑顔がやさしいオジサンだった。
彼は、一年のうち、六か月間働く、二か月は家の仕事をし、家を修理したりして過ごす。そして四ヵ月は、バックパッカーとして一人旅に出るそうだ。行先は中米、アジア方面とか。
一日15ドルを使っての旅と決めている。でもたまには、ビールなど飲み過ぎオーバーしたりすることもあるそうだ(笑。
そんな旅の途中、いろんな困難にも出会ったが、いろんな人との出会いがふれあいが、嬉しく楽しいのだという。かけがえのない友人もできたと。
今はそんな生活を楽しんでいる人だ。
(中央に見える波型の建物がパウルクレーセンター)
旅のエピソードも興味深く面白い。
いい人生だなあ・・・・真似は出来ないけれど。
※移動中、バスの車窓からの眺めです。
二日目(一日目は夕方ローマ着・ローマ泊) ローマからチューリッヒへ飛ぶ(約一時間半)。
着後、バスにてベルンへ向かう途中、美しい古都、16世紀の町並みが残されているフリブールに立ち寄った。旧市街の広さはヨーロッパ随一という。
石畳の小道に坂、屋根付きの木造の橋、古い城壁の下には、何か黒いものが?山羊さんが、寝ていた。
町のシンボル聖ニコラ大聖堂、正面入り
口には「最後の審判」を描いた彫刻があった。
ポーランドの画家メッファーのステンドグラスが素晴らしかった。起伏の多い市内を散策、中世にタイムスリップした一日だった。
最期の写真は、昼食をとったレストランの壁に飾られていた魔女たち。
面白い装飾でしょ。
最初の町、写真とりまくり(笑
そのほんの一部UPしてみた。
その後ベルンへと向かう。
旅に出てやんちゃなわんこ思いますスイスのわんこ従順過ぎて
ここでは、犬はまず学校に入れられ訓練され、躾けられる。社会生活に適応できるように?
それからでないと、犬を飼うことは出来ないのだ。
犬は、家族となり、殆どどこへでも連れていけます。乗物も子供料金で一緒に乗ることが出来る。抱っこされている犬は無料で乗れる。人間の子供と同じ扱いだ。
人に吠えつくことは決してなく、飼い主(家族)に寄り添って大人しくすまして(そう見えた)歩いていた。勝手に動くことはなく、周りに迷惑をかけることもなく、とてもお利口さんなのだ。
我が家のやんちゃなルナとは大違いだ。
でも、なんだか大人しすぎて、自由がなく、人間にしっかり管理されてちょっとかわいそうな気もしましたが・・・・わたしだけ。犬と共生するには仕方ないのでしょう。
我が家の愛犬ルナは、やんちゃで自由奔放、それなりに幸せだ。
公園のベンチでイケメンのお兄さんが、ダルメシアンを連れて休んでいた。
撮影許可をもらってパチリ!ダルちゃんもこちらを向いてくれた。
かわいい~ 黒い斑点が少ないきれいなわんこだった。
その後も、静かにお兄さんに寄り添って座っていた。
スイスのわんこは、自分は人間だ、と思っているみたい。
ルナもそこは同じだけれど
帰り来てはるか彼方を想う時夢から覚めてわんこと遊ぶ
スイス旅行から昨日無事戻ってきました。
飛行機は苦手なので、かなり疲れていますが、元気です。
夢のような時を過ごすことが出来、幸せを感じています。
今回は、美術館巡りと古都の散策でした。
美術に造詣 の深い方たちばかりとご一緒出来、いろいろ と教えていただきました。
名画に酔いそう?な旅でした(笑
写真は、小さなお店で買った木彫りの人形「スモークマン」これが面白いのです。お腹の中にお香(みたいなもの)を入れ火をつけると、オジサンのパイプから、いい匂いの煙がふわっと出てきます。スイスの香り?
その他の写真は、少しづつ整理して、UPしたいと思います。
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