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夏の夜に動物たちと考えたページを繰れば人生がある
現代のイソップ童話
「頭のうちどころが悪かった熊の話」
安東みきえ作・絵・下和田サチヨ・理論社
大人向けの童話のような気がする。
一回読んで、(すぐ読めてしまう)又読んでみたくなる本だ。動物たちの七つの寓話であるが、最後まで繋がっているのだ。
人生について考えさせられる(決して難しくは考えない)けれど、こころはやわらかくなる。
蒸し暑く眠れない夜には、「怖~い話」もいいけれど、あの日あの時、確かにあ
った子供の頃のこころを思い出しながら、こんなお話を読んでみるのもいいものだ。
初めて安東みきえの短編を読んだときの、胸のすくような思いと驚きは忘れられない。梨木香歩
体調がよくなったので、夕方からのウオーキングを再開した。
1時間くらい歩く、風が気持ちいい。昨日は、半分の月が一緒に歩いてくれた。
月の光りを浴びながら、一番星を見ながら、何も考えず、黙々と歩く。
どこまでも歩けそうな気がした。
夜中にふと目が覚めた。何時だろう。眠れなくて窓の外に目をやると、西空に山が黒いシルエットとなり、その上に赤い月が出ているではないか。幻想的な眺めにしばし見入ってしまったわたし。赤い月を見ているとなんだか心が騒ぐのは何故?
これは、散歩途中に見たあの黄色い月と同じ月?
夢の中にいるみたいだった。
赤い月が出ると不吉なことが起こる。なんていうのは迷信だ。
でも、滅多に見ない人はちょっとびっくりですね。
※上・夜8時頃の月
下・夜中1時頃の月
(これは23日の夜の出来事です)
老犬の域に達したmomo胸の辺りにしこりが・・・・。
動物病院で診てもらった。やはり悪性、すぐ取ったほうがいいでしょうとのこと。
その上に、なんとお腹の脂肪と思っていたのが、腸が下がってきているので、この方の手術も同時にやりましょうとのこと。ショック!!
かなり、大きな手術になりそう、大丈夫かmomo?
一応検査の結果手術には耐えられるとのことで、来月2日に手術予約となった。
そんなこととは、知ってか知らずか(もちろん知るわけないな)momoは元気で相変わらず食欲旺盛だ。
「来月手術受けようね。元気になって長生きしてね。momo」顔を近づけてそう話しかけた。
「わかったワン!」と言ったか?ペロリと鼻をひと舐めされた。
また、また、心配の種が増えた暑い夏。
季節は巡る、けれど我が家の窓から見えるのは、今年も昨年と同じ変わらぬ風景、それが嬉しい。
青田に遊ぶ白鷺2羽、獲物を狙って静かに移動する。
「もし、もし、白鷺さん、去年と同じサギさん?」
「そうですよ、こんにちは!」なんて言うわけないし(当たり前)
そんなこと誰にも分りはしないが。
自然はどうして、こんなにも、心穏やかにしてくれるのだろう。
子供の昔から見ているはずの風景なのに。
若い頃には、こんなに美しいと思っただろうか?「いいえ」
歳を重ねていくほどに、このような風景、白鷺の深い深い白さに魅かれるのかもしれない。
見飽きない風景、いつまでも眺めていたい風景。
やがて白鷺は、何かに驚いて一羽、又一羽、大きくはばたいて大空へと飛びたった。
白鷺さん、明日も、あさっても、遊びに来てね!
電線にいつも寄り添う雀二羽 ある日一羽が天へと消えた
数日前の出来事、朝、我が家の前の歩道に何か落ちていた。
よく見ると小さな雀が一羽横たわっまま動かない。
そこは国道沿いなので、車がスピードを上げて走り去る。車に跳ねられ歩道に飛ばされたようだ。
かわいそう、夫が拾い上げて我が家の庭の片隅に埋めた。小さなお墓を作った。
いつも我が庭に遊びにきていた雀なのか?
いつも二羽で仲良く遊びに来て「チュン・チュン」鳴いていた。
電線に二羽寄り添うように留まっている姿を何度も目撃していた。
まさか・・・そのどちらか一羽?
その日から、電線には、一羽だけ雀が留まって空を眺めていた。
なんだか淋しげに見えた。やはりあの二羽のうちのどちらかが死んでしまったのか・・・・・。
数日後、庭には、一羽だけが遊びに降り立つようになった。
時々電線にも留まっているのが見えた。一羽だけで・・・・。
「元気で生きていってね!すずめちゃん!」
悲しいね。
昨日は、ダウンした。顔の右側がパンパンに腫れて痛い、口が大きく開けられないため、食いしん坊のわたしも少しづつしか食べられない。食欲も減退。患部を冷やして寝ていたら少しよくなった。
母のいる病院へ、山のように溜まった洗濯物を取りにいく。こんな顔で恥ずかしい「前とあまり変わらないおたふくだよ!」って「オイオイ~」
そして大洗濯?を済ませて又、横になった。PCも開く気にならず早々と就寝、寝付かれないんだな、これが・・・と言いながらいつの間にか眠ったらしい。
朝、お腹のあたりが暑い~なんで?・・・。
momoが寄り添っていたのだ。いつもは、廊下で寝ているのに、「心配してくれたの?」「ありがとう(泣 」
今日は少し腫れもひいてきた。やはりストレスらしい。
こころとからだは繋がっているのだ。
気分転換にふくろうの家族の絵を描いてみた。心配してくれている?
下のは、わたし、こんな感じだった(泣
日車草・日輪草という別名をもつこの花は、太陽と仲良し、太陽の下できらきら元気な花だ。正にその名のとおり「サンフラワー」太陽のような明るい笑顔の花。
先日、知人が丹精して育てたひまわりの花をいただいた。
テディベアという名のひまわり。
触った感じが、テディベアの毛並みに似ているかな?
小さな花びらが、密集していて、厚みもあって重たそうな花が笑っているようだ。
ちょっと疲れ気味のわたし、テディベアーに元気をもらった。
元気いっぱいのmaguは、外をじいーっと眺めていた。
「青田を思いっきり走りたいワン!」「ダメ!」
愛犬momoは、いつの間にか老犬といわれる歳になってしまった。
momoは一度も子供を産んだことがない。
かわいそうなので避妊手術は受けさせていない。
momoは、結構好き嫌いが激しい性格だ。同じビーグル犬のお婿さんをと思ったこともあったが、関心を示すことなくだめだった。
そんな、momoだったが、あるとき近所に飼われていた(といっても、どこからか来た迷い犬を、そこの奥さんが餌を与えて、住み着いた)雑種犬と仲良くなった。
その雑種君は、自由に田んぼ道を散歩していた。momoは、時々脱走して雑種君と仲良く遊んでいた。
だが、放し飼いは許されない。momoは、鎖に繋がれ自由に会うことが出来なくなった。悲しそうに吠えていた姿を思い出す。
そして、ある日、悲しい出来事が起こってしまった。雑種君が、我が家の前の国道で、車にはねられてしまった。即死だった。
momoに会いに来ようとしていたのだ。わたしにはすぐ分った。
いつもは、我が家の裏の田んぼ道しか、歩かないわんこだったのに・・・・。
涙がこぼれた。
momoは、雑種君が死んだことは、知らないだろう、いや感じていたのかもしれないが。そしてmomoの初恋は、悲恋に終わった。
それから時は流れ、momoは年に数回、原因不明の挙動不審?というか情緒不安定になる。
「キューン・キューン」子犬のように甘え、犬のぬいぐるみをくわえてどこかに隠そうとする。庭に大きな穴を掘って埋めようとする。怒ると靴やスリッパを咬んでずたずたにする。そんな行動が3~4日続くのだ。
だが、疲れるとおおいびきで寝る(笑
わんこの深層心理は解らないが、愛しい生き物ではある。
紫陽花の花になりたい今日一日(ひとひ)雨に洗われ神秘の青に公園の、紫陽花が見ごろと聞き、早速行ってみた。
梅雨空の下、紫陽花を愛でる人たちの顔はやさしい。
朝から降ったり止んだりの空模様、雨に洗われたその花は、色鮮やかで、とても美しい。蒸し暑さをしばし忘れる風景だ。
午後からは、雨も止み暑くなったが、日曜日でもありたくさんの人が紫陽花の小道を歩いていた。
車椅子の老夫婦の姿もあった。穏やかな笑顔がいい。
真青の花毬が、雨に洗われてきらきらと輝くように咲いていたのが印象的だった。どうしてこんなにきれいな色になるのだろう。
人のこころを洗い清めてくれるため?
そのために、一生懸命咲いているのかもしれない。
この花のように、こころ尽くして誰かを慰め、癒してあげられたら・・・そんな存在になれたらいいな。
神秘の青は、こころ優しくしてくれるようだ。
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