小野小町
花の色はうつりにけりないたずらにわが身世にふるながめせしまに
小野小町・生没年不詳・9世紀前半の人物
絶世の美女といわれ、数々の伝説を残す。経歴も不祥、謎が多いためか、その美しさゆえに、ふった男は五万といるだの、焦がれ死にした男、数しれずとか、逸話はいっぱいあるけれど、その実像は?どうだったのか。ほんとに実在していたのかな。とまで思ってしまう。
この歌も、美女だからこそ、その想いはいっそう伝わってくるのかも・・・・・
こんなにも美しい桜の花(自分のこと)も、季節移ろい、すっかり色あせてしまった。虚しく恋の物思いにふけっている間に。
ふと鏡を眺めて、容色の衰えに気づき、「ああ、ショック!」と言っている(現代ならばそんな感じか・・)
現代の美女の基準はセンスなり内に秘めたるたとえばユメ?
みい
内面は、歳を重ねることにより、磨かれるべき、そしてそれは、人を美しくする。決して色あせることはない。
若さは、色あせる、時とともに。何か?がない限り・・・・・・・
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